【調査】佐賀県武雄市パクチーの特産化について

佐賀県武雄市でこれといった特産品がなかったところを2006年頃よりレモングラスの産地にしようと栽培をスタート。
2008年にはレモングラス課を新設、商品開発サポートや販売促進活動サポートをおこない特産品化に成功。高付加価値のレモングラスは武雄市では約5億円の経済効果を生んだと言われている。また樋渡前市長のリーダーシップとトップセールスのおかげで、首都圏での営業活動で販路開拓を行うことができた。これは地方の小規模農家では困難なところを行政の長がカバーできた好事例である。またPR戦略も上手く機能しており、武雄市の認知度も上がっていった。そこに、レモングラスに続く第二の特産品ということで、パクチーに注目。市の補助金やサポートのおかげで特産品とすることに成功した。

現在は、農園からの直売やネットで販売している。もともとFB良品(現在 Yahoo Japan ショッピング 自治体特選ストア 武雄)からネット販売をスタート。市長の知名度と、市役所公式サイトをフェイスブックに統合したという話題性と合わせて注目を集め、自治体主導のネット販売ということもあり一定の成果を収めた。よって農家単独で開拓するよりも比較的容易に販売先を開拓することができ、また市の後押しもあってネット販売も注目を集めてスタートすることができた。

東京、名古屋、大阪の大都市圏で、熱狂的なパクチー愛好家ができており、”パクチスト”や”パクチー狂”と呼ばれている。店舗でも、パクチー山盛りメニューの店が増加傾向にある。
また東京のスーパーなどでは、一袋20〜30gの生葉が200円前後(日経新聞夕刊 2015年5月2日)と高い販売価格をしている。
またハーブ、スパイス類としても加工パクチー製品ができている。SB食品の直近1年の香草の販売は2009年比で約3倍となっている。(日本食料新聞 2016年2月10日)

種まきから収穫まで45〜60日と短く、年に6回収穫する産地もあるそうで高収益が見込める。
全国では、佐賀県武雄市が産地として2005年頃から栽培を開始しており、先進地視察地として推薦する。